ユーザー設定リストでオリジナルの連続データを表示する

エクセルで「年度」や「月名」、「日付」や「数値」などをオートフィルできることは知られていますが、案外できないのが「アルファベット」のオートフィル。他にも、よく使うリストなのに、その都度入力しているなんてことはありませんか?
会社の「本支店名」、代表取締役・常務取締役・専務取締役といった「役職名」、営業部・総務部・経理部といった「部署名」など、少しまわりを見わたすだけでも、あまり意識はしていないけど頻繁に入力している【リスト】は結構あるものです。
ユーザー設定リストを登録するメリット
- 一度ユーザー設定リストを設定すると、設定したリストの何れかの値を入力後、フィルハンドルをドラッグすることでオートフィルで表示させることが可能です。
- 入力だけなら、あまり苦にならないかも知れませんが、意図した順序で並べ替え(ソート)処理をしなければならない場合、意図したとおりに並べ替えすることができませんが「ユーザー設定リスト」としてあらかじめ登録しておくと「昇順」・「降順」とは別に、「ユーザー設定リスト」順に並べ替えをすることができます。

ユーザー設定リストの設定方法
- ワークシートにリストを入力します。
- リストの並び順を確認します。
- リストのデータ範囲をドラッグして選択しておきます。
- 「ファイル」タブ→「オプション」→「詳細設定」→「全般」見出しにある「ユーザー設定リストの編集」ボタンをクリックします。
- 「 ユーザー設定リスト 」のダイアログボックスで「インポート」をクリックします。

